EXHIBITIONS
自画像:Reflections
赤瀬川原平、秋山祐徳太子、石内都、篠原有司男、田中信太郎、中西夏之、中村宏、吉野辰海
ギャラリー58で「自画像:Reflections」が開催されている。
本展では、ネオ・ダダをはじめ、戦後の美術界を牽引してきた美術家8名の自画像を紹介。自画像と聞いて思い起こされるのは、回顧展の入口に飾られる若かりし作家の姿や、苦悩や矜持を滲ませた巨匠たちの名画、そしてSNS上に溢れ返るセルフィー(自撮り)もまた現代の自画像と言える。自分の顔は鏡やレンズを介してしか視ることができないので、自己の姿や思想、時代性などを、自らの表現によってリフレクト(=反射 / 内省 / 投影)して、立ち現れてくるものが自画像と言えるかもしれない。
本展では、1960年に結成した伝説の前衛芸術グループ「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」で従来の芸術概念に反旗を翻した赤瀬川原平、篠原有司男、田中信太郎、吉野辰海、「ハイレッド・センター」で先鋭的な活動を繰り広げた赤瀬川、中西夏之、ブリキ彫刻や都知事選パフォーマンスで知られる秋山祐徳太子、独学で写真を始め、時間の痕跡や記憶を表現し続ける石内都、「絵画者」を名乗る中村宏の、1950年代から2024年の最新作まで、22点の自画像を紹介。ネット上にセルフィ―が溢れ、AIが驚異的な勢いで進化するいま、「自画像」について再考する。
本展では、ネオ・ダダをはじめ、戦後の美術界を牽引してきた美術家8名の自画像を紹介。自画像と聞いて思い起こされるのは、回顧展の入口に飾られる若かりし作家の姿や、苦悩や矜持を滲ませた巨匠たちの名画、そしてSNS上に溢れ返るセルフィー(自撮り)もまた現代の自画像と言える。自分の顔は鏡やレンズを介してしか視ることができないので、自己の姿や思想、時代性などを、自らの表現によってリフレクト(=反射 / 内省 / 投影)して、立ち現れてくるものが自画像と言えるかもしれない。
本展では、1960年に結成した伝説の前衛芸術グループ「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」で従来の芸術概念に反旗を翻した赤瀬川原平、篠原有司男、田中信太郎、吉野辰海、「ハイレッド・センター」で先鋭的な活動を繰り広げた赤瀬川、中西夏之、ブリキ彫刻や都知事選パフォーマンスで知られる秋山祐徳太子、独学で写真を始め、時間の痕跡や記憶を表現し続ける石内都、「絵画者」を名乗る中村宏の、1950年代から2024年の最新作まで、22点の自画像を紹介。ネット上にセルフィ―が溢れ、AIが驚異的な勢いで進化するいま、「自画像」について再考する。