EXHIBITIONS

ひとふでの系譜 今尾景年から現代の図案家まで

千總ギャラリー
2024.10.05 - 12.22
 千總ギャラリーで「ひとふでの系譜 今尾景年から現代の図案家まで」が開催されている。

 千總のものづくりの歴史は、多くの日本画家や図案家とのつながりによって支えられてきた。京都を代表する日本画家のひとり、今尾景年(いまお・けいねん)もまた、千總と深く関わり、明治時代初期から友禅や刺繍製品の下絵を数多く手がけた。

 景年没後100年にあたる本年、景年から現代の千總の図案家に続く系譜に注目する。

 景年に師事し、画工として千總に出入りした梅村景山(うめむら・けいざん)とその弟子の芝千秋(しば・せんしゅう)。そして千秋に指導を受けた千總専属の図案家たちというように、ひとふで書きに現代までつながっている人物たちを中心に取り上げ、図案や染織品などを紹介。