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マティス―色彩を奏でる

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 ポーラ ミュージアム アネックスで、ポーラ銀座ビル15周年を記念した展覧会「マティス―色彩を奏でる」が開催されている。

 アンリ・マティスは20世紀を代表する画家のひとりで、あざやかな色彩を大胆に用いて表現される作品は観者に強い印象を与え、その独自の色彩感覚から"色彩の魔術師"と呼ばれている。また、感情を直接的に表現するマティスの制作スタイルは作品にダイナミズムを生み出し、色彩の配置やバランスはまるで音楽のように視覚的なリズムを感じさせる。

 本展では、マティスが生涯を通して描き続けた室内画の名品、ポーラ美術館収蔵の《リュート》をはじめとした絵画5点と、晩年の傑作と言われる『ジャズ』(全20図)を展示。

 マティスの眩い色彩による躍動感あふれる生命のリズムを体感してほしい。