EXHIBITIONS

空間と作品

2024.07.27 - 10.14

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 アーティゾン美術館で「空間と作品」が開催される。

 美術館の展示室に整然とならぶ美術品、それらは、今日だれもが鑑賞することのできる公共的なものとなっている。いっぽう、その美術品が生まれた時のことをふり返ると、それは邸宅の建具としてつくられたり、プライベートな部屋を飾るために描かれたりと、それを所有する人との関係によって生み出されたものであることがわかる。また、時を経るあいだに、何人もの手をわたり、受け継がれてきたものもある。

 本展では、モネ、セザンヌ、藤田嗣治、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品からなる石橋財団コレクション144点によって、美術品がどのような状況で生まれ、どのように扱われ、受け継いでこられたのか、その時々の場を想像し体感してみてほしい。