EXHIBITIONS

オレリー・ペトレル、松延総司「Dialogues」

東京日仏学院
2024.07.03 - 08.25

展示風景 撮影:大町晃平

展示風景 撮影:大町晃平

展示風景 撮影:大町晃平

 東京日仏学院で、オレリー・ペトレル、松延総司による展覧会「Dialogues」が開催されている。

 東京日仏学院と、今秋東京にスペースをオープンするギャラリー Ceysson & Bénétière は協働で、フランスの写真家 オレリー・ペトレルと日本のアーティスト 松延総司による二人展を開催。

 オレリー・ペトレルは、フランス・リヨン高等美術学校で学び、2012年よりジュネーヴ造形芸術大学(HEAD – Haute École d’art et de design de Genève)でアーティストとして教鞭をとり、同大学の写真教育・研究チーム(Pool Photographie)の主任も務める。2018年より、パリ国際写真学校(Collège International de Photographie du grand Paris)の研究所を共同で運営。革新的な写真技法を通じてイメージの探究を続ける。ペトレルの作品は、スイス・ローザンヌのエリゼ美術館、パリのポンピドゥー・センターなどで収蔵。2020年・2023年のヴィラ九条山レジデント(ヴァンサン・ルーマニャックとの共同プロジェクト)。

 松延総司は1988年熊本県生まれ。2008年京都嵯峨芸術大学短期大学部卒業。2023年ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスで研修。現在、滋賀県在住。「線」「影」「無意識」「地」などとらえどころのない事物を主題とし、それらがどのように存在しているのか、その法則や特性などを抽出・再構築するような作品を制作している。近年のおもな展覧会に、「not a house」(MBL Architectes、パリ、2024)、「VOCA展2024 現代美術の展望」(上野の森美術館、東京、2024)、「雪の上にのびる道」(札幌文化芸術交流センターSCARTS、札幌、2023)、「石と植物」(滋賀県立美術館、滋賀、2022)、「Soft Territory かかわりのあわい」(滋賀県立美術館、滋賀、2021)など。