EXHIBITIONS
NAZE「Scenes of Disparity(隔たりの風景)」
月極で、NAZEによる個展「Scenes of Disparity(隔たりの風景)」が開催されている。
15歳の時、NAZEの下校のルートは田んぼのあぜ道であった。ある日の帰り道、そこから見える小屋に、一夜にしてグラフィティが描かれていたことがあった。それを見て受けた衝撃をきっかけに、グラフィティを描き始める。以来、そのルーツとなるグラフィティカルチャーを根源に、ドローイングやスプレー、コラージュなど様々な手法を用いたペインティングや壁画、さらに廃棄物や自然物を使用したオブジェなど、ひとつの手法・方法に縛られることなく、様々な表現を発信し続けてきた。
NAZEが作品をつくるうえで重要としていることは、「自分の心とリンクできているのか」である。自身が感じた怒りや悲しみ、嬉しさなど、言葉にできない気持ちとリンクしているのかを確かめながら作品をつくっているという。
そんなNAZEが今回の個展で力を入れているのは作品数。大量の作品群を壁が見えなくなるほどに並べ展示する。個展を続けてきたいま、たくさんの作品を並べることそのものが大切だと気がついたNAZE。初心に戻り、描きたくて描いた平面の作品、つくりたくてつくった立体の作品、気持ちそのものに向きあった作品のすべてが壁に埋め尽くされる予定だ。
15歳の時、NAZEの下校のルートは田んぼのあぜ道であった。ある日の帰り道、そこから見える小屋に、一夜にしてグラフィティが描かれていたことがあった。それを見て受けた衝撃をきっかけに、グラフィティを描き始める。以来、そのルーツとなるグラフィティカルチャーを根源に、ドローイングやスプレー、コラージュなど様々な手法を用いたペインティングや壁画、さらに廃棄物や自然物を使用したオブジェなど、ひとつの手法・方法に縛られることなく、様々な表現を発信し続けてきた。
NAZEが作品をつくるうえで重要としていることは、「自分の心とリンクできているのか」である。自身が感じた怒りや悲しみ、嬉しさなど、言葉にできない気持ちとリンクしているのかを確かめながら作品をつくっているという。
そんなNAZEが今回の個展で力を入れているのは作品数。大量の作品群を壁が見えなくなるほどに並べ展示する。個展を続けてきたいま、たくさんの作品を並べることそのものが大切だと気がついたNAZE。初心に戻り、描きたくて描いた平面の作品、つくりたくてつくった立体の作品、気持ちそのものに向きあった作品のすべてが壁に埋め尽くされる予定だ。