EXHIBITIONS
髙田安規子・政子、冨安由真、東山詩織「枠物語」
Gallery10[TOH]で、髙田安規子・政子、冨安由真、東山詩織の3組による展覧会「枠物語」が開催されている。
「枠物語」とは、『千夜一夜物語』や『デカメロン』など、大枠の物語のなかに小さな物語が埋め込まれている入れ子構造の物語形式を指す。19世紀後半に定義された言葉だが、この形式は紀元前1千年紀の古代インドより使われていた。大枠の物語の登場人物に短い物語を語らせることで、人々は無数の小さくて儚い物語を大切に語り継いでいった。
本展は、3組の作家によって小さく儚い物語たちが絡みあい、散りばめられている。3組の共通テーマである「入れ子構造」や「スケールの変化」をヒントに、鑑賞者たちが想像上で物語たちを自由に組みあわせ行き来し、何通りもの大きなひとつの物語を語ることができるようになっている。
「枠物語」とは、『千夜一夜物語』や『デカメロン』など、大枠の物語のなかに小さな物語が埋め込まれている入れ子構造の物語形式を指す。19世紀後半に定義された言葉だが、この形式は紀元前1千年紀の古代インドより使われていた。大枠の物語の登場人物に短い物語を語らせることで、人々は無数の小さくて儚い物語を大切に語り継いでいった。
本展は、3組の作家によって小さく儚い物語たちが絡みあい、散りばめられている。3組の共通テーマである「入れ子構造」や「スケールの変化」をヒントに、鑑賞者たちが想像上で物語たちを自由に組みあわせ行き来し、何通りもの大きなひとつの物語を語ることができるようになっている。