EXHIBITIONS
原隆志 写真展「獏は夢で泳ぐ -The Baku Swims in Dreams-」
gallery 176で、原隆志による写真展「獏は夢で泳ぐ -The Baku Swims in Dreams-」が開催される。
原隆志は島根県在住。同名の展示は、ギャラリー蒼穹舎を皮切りに各地で巡回され、関西では初の開催となる。会場では、ゼラチンシルバープリント約25点が展示。また、会期中の6月15日にはトークイベントとオープニングパーティーを予定している。
「原隆志の写真は、いつどこでどのような場面なのだろうかと、特定されるものが消されている印象を持つ。(中略) 彼が気持ちを揺さぶられる時は、おそらく常人なら何も気に留めない、日常の同じ質量で連続して流れる平易な時間のなかで起こっている。とくに記憶にとどめたいことが起こっているわけではない。そうであるのに、彼が独自の嗅覚で思わずシャッターを押して写真となって現れたものを目にすると、素通りはできない。(中略) 現実にはいまという生々しい風景であったのだろうが、そこから外被が剥がされたようになって、まるで時と場所が漂流し、観者の記憶の奥底との照らしあいが始まるかのようだ」(高橋香苗/同名写真集寄稿文より抜粋)。
原隆志は島根県在住。同名の展示は、ギャラリー蒼穹舎を皮切りに各地で巡回され、関西では初の開催となる。会場では、ゼラチンシルバープリント約25点が展示。また、会期中の6月15日にはトークイベントとオープニングパーティーを予定している。
「原隆志の写真は、いつどこでどのような場面なのだろうかと、特定されるものが消されている印象を持つ。(中略) 彼が気持ちを揺さぶられる時は、おそらく常人なら何も気に留めない、日常の同じ質量で連続して流れる平易な時間のなかで起こっている。とくに記憶にとどめたいことが起こっているわけではない。そうであるのに、彼が独自の嗅覚で思わずシャッターを押して写真となって現れたものを目にすると、素通りはできない。(中略) 現実にはいまという生々しい風景であったのだろうが、そこから外被が剥がされたようになって、まるで時と場所が漂流し、観者の記憶の奥底との照らしあいが始まるかのようだ」(高橋香苗/同名写真集寄稿文より抜粋)。