EXHIBITIONS
上野英里展 As long as it’s not mine 私ごとでない限り
新宿髙島屋 10階 美術画廊で「上野英里展 As long as it’s not mine 私ごとでない限り」が開催される。
上野英里は1990年愛知県生まれ。2019年に名古屋芸術大学洋画科を卒業。SNSや動画サイトなどの画像を抽出し作品化する手法で、個展・グループ展で精力的に発表を続けるとともに、アートフェア東京に出品するなど、近年ではその独自の視点と色彩で国内外コレクターからも注目を集めている。
映像本来の主旨に囚われることなく独自の視点で抽出させた図像をランダムに切り抜き、様々な色彩で塗り重ね構成していくことで、絵画としての新たなコンセプトを浮かび上がらせ、画面上の人物を本来とはまた別の主人公として成立させた作品の数々は、私たちが、その一時偏った固定観念で定義付けがちな様々な社会性や人物像、その一切から解き放たれ自由さ、奔放さを謳歌する名もなき人物たちの群像劇の如く表現される。それは絵画としての華やかさでもあり、主人公それぞれが背負う悲哀にも似た趣きで作品にさらに深みを持たせる。
本展では、「As long as it’s not mine 私ごとでない限り」という意味深なサブタイトルとともに、最新作を中心とした20余点が展観される。
上野英里は1990年愛知県生まれ。2019年に名古屋芸術大学洋画科を卒業。SNSや動画サイトなどの画像を抽出し作品化する手法で、個展・グループ展で精力的に発表を続けるとともに、アートフェア東京に出品するなど、近年ではその独自の視点と色彩で国内外コレクターからも注目を集めている。
映像本来の主旨に囚われることなく独自の視点で抽出させた図像をランダムに切り抜き、様々な色彩で塗り重ね構成していくことで、絵画としての新たなコンセプトを浮かび上がらせ、画面上の人物を本来とはまた別の主人公として成立させた作品の数々は、私たちが、その一時偏った固定観念で定義付けがちな様々な社会性や人物像、その一切から解き放たれ自由さ、奔放さを謳歌する名もなき人物たちの群像劇の如く表現される。それは絵画としての華やかさでもあり、主人公それぞれが背負う悲哀にも似た趣きで作品にさらに深みを持たせる。
本展では、「As long as it’s not mine 私ごとでない限り」という意味深なサブタイトルとともに、最新作を中心とした20余点が展観される。