喜多規子、片岡司「Nature Colors　~OM SYSTEMで撮る自然風景~」

　OM SYSTEM PLAZA クリエイティブウォールで、喜多規子、片岡司による展覧会「Nature Colors　~OM SYSTEMで撮る自然風景~」が開催される。

　喜多規子は、東洋英和女学院大学卒業。写真家・前川彰一に師事。 日本国内の自然風景をテーマに光・ 色・フォルムを見つめ表現する。アマチュア時代、多数のカメラ誌の月例コンテストにてグランプリや年度賞を受賞後、フリーとして活動。

　片岡司は奈良県出身。「写真は心を写すもの」という師匠・小川勝久の教えをもとに、豊かな心で豊かな作品をつくることを目指すべく、「写心作家」と名乗り活動。近年アーティストの一人として参加し制作した「曼陀羅芸術」を、高野山真言宗金剛峯寺（和歌山県）に奉納した（2020）。また、自身の大作「紅白梅花鳥図（二曲一双屏風）」を慶雲館（滋賀県）に寄贈（2021）、ほかにも「青蓮禽図（二曲半双屏風）」を西泉寺（兵庫県）に奉納（2022）。現在は、松栄寺（兵庫県）に奉納する32枚の襖絵を制作中だ（2027年に奉納予定）。

　本展では、写真家・喜多規子と片岡司が、OM SYSTEMのカメラで撮影した風景写真作品を展示する。二人の個性が際立つ作品群各7点をじっくりと堪能できる。

　会場では、クリエイティブビジョンでのスライドショーや動画作品、また、作家二人による作品解説トークも予定している。