EXHIBITIONS

つえたにみさ、義村環「赤い花 / 青い芝生」

HIRO OKAMOTO
2024.05.04 - 05.19

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 HIRO OKAMOTOで、つえたにみさ、義村環による展覧会「赤い花 / 青い芝生」が開催されている。

 つえたにみさは、制作は生活と地続きであるという考えのもと、油彩や水彩だけではなく、陶芸、衣服、雑誌型作品集の創刊、アクセサリー、調理など様々なマテリアルを用いて制作。いっぽうで義村環は、植物や花をモチーフとして、布や油絵の具を用いて平面、立体作品を制作してきた。本展に寄せて、つえたにみさ、義村環は次のように語っている。

「"隣の芝生は青く見える"は何でも他人のものは良く見えることの意味として使われることわざで、自分と比較しネガティブな使われ方をすることが多い。同義で"隣の花は赤く見える"という言葉もあるようだ。
 花や植物をモチーフに作品をつくっているという共通点から組み立てられた本展の開催にあたって、私たちはそれぞれの作品や展示の構想について語りあった。モチーフにしようと思っている花々の写真を見せあうと、切り撮った風景はどれもよく似ていたが、出来上がった作品は当たり前に別物である。
 私たちの作品は互いの目に、鑑賞者の目に、何色に映るだろうか」(展覧会ウェブサイトより)。