EXHIBITIONS

水戸部七絵 × 野村和弘 展

gallery21yo-j
2024.04.25 - 06.23

第3部 メインビジュアル

 gallery21yo-jで「水戸部七絵 × 野村和弘 展」が開催される。

 水戸部七絵は神奈川県生まれ。千葉県を拠点に活動。2024年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画を修了。在籍中、画家・小林正人に師事した。初期ではマイケル・ジャクソンなどの著名人やポップ・アイコンを描いた作品を制作。2014年のアメリカ滞在をきっかけに、現在まで「顔」をテーマとした大スケールの絵画シリーズ「DEPTH」に取り組んでいる。油絵具を豪快に積層した作品は、大胆な色彩と立体のような質感が特徴。「匿名」の顔を描くことを通して絵画の本質を追求している。2020年に愛知県美術館に「I am a yellow」が収蔵される。

 野村和弘は1958年高知県生まれ。1988年に東京芸術大学後期博士課程満期退学後、ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生として渡独し、デュッセルドルフ美術アカデミー修了(Meisterschueler取得)。2000年代から精力的に個展を開催し、2010年代には「六本木クロッシング2016 僕の身体、あなたの声」をはじめ、グループ展にも活躍の場を広げてきた。

 本展は、水戸部七絵 「転ぶ人」(4月25日〜5月12日)、野村和弘「片方のイヤリング(落とされ、ペチャンコにされた、片方のイヤリングは、まだ妖精とともに)」(5月16日〜6月2日)、水戸部七絵×野村和弘「new nobility | 新貴族主義 光へ!」(6月6日〜6月23日)の3部構成となっている。