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[公募展] Seed 山種美術館 日本画アワード 2024 ― 未来をになう日本画新世代 ―

2024.02.17 - 03.03

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 山種美術館で、日本画の新たな創造に努める優秀な画家の発掘と育成を目指す公募展「Seed 山種美術館 日本画 アワード 2024」が開催されている。

 本展はコロナ禍の影響で2年間延期し、2024年に第3回目の実施となる。全153点の応募作品のなかから厳正な審査を経て、大賞・北川安希子《囁き―つなぎゆく命》、優秀賞・重政周平《素心蠟梅》、特別賞(セイコー賞)・早川実希《頁》、特別賞(オリコ賞)・前田茜《山に桜》が決定。また、奨励賞として、大村美玲《参星》、川村香月《宵桜》、小谷里奈《向こうの姿》、小針あすか《珊瑚の風》、仲村うてな《朱》、八谷真弓《みのりの頃》の6作品が選ばれた。

 本展では、これらの受賞作品を含めた入選作品全45点を一堂に展示する。新進気鋭の画家たちが描いたエネルギーと魅力あふれる作品の数々から、多彩に広がる日本画の可能性を感じられる展覧会となっている。

 また、本展会期中には、同館コレクションのなかから、村上華岳《裸婦図》(重要文化財)、速水御舟《昆虫二題》、川端龍子《華曲》など、歴史に名を残したレジェンドたちが、本公募展の応募者たちと同じ20代から40代の頃に制作した作品を展示。