EXHIBITIONS

生誕140年 竹久夢二のすべて

2023.11.11 - 2024.01.14

竹久夢二 旅 1931 福田美術館蔵(旧河村コレクション)

 高崎市美術館で 「生誕140年 竹久夢二のすべて」が開催されている。

「宵待草」や「夢二式の女」で知られる竹久夢二(1884〜1934)は、絵だけでなく詩、デザインなど様々な仕事でも知られている。しかし、自らの作品を 「絵の形式で詩を書いてみた」「自画像」と語り、画家でも詩人でもデザイナーでもなく、竹久夢二その人になり切る自由で困難な旅を続けた。

 本展では、2024年の生誕140年、没後90年を記念して、夢二と交友した河村幸次郎旧蔵で、京都、福田美術館所蔵 「旧河村コレクション」から約200点を12年ぶりにまとめて公開し、夢二の多彩な個性と才能のすべてを改めて振り返る。また最晩年、終の棲家と定めつつ見果てぬ夢に終わった榛名山を描く代表作《旅》など、榛名ゆかりの作品も紹介している。