EXHIBITIONS
どうぶつ と はなし ーー 大曽根俊輔 乾漆彫刻展
太田市美術館・図書館で 「どうぶつ と はなし ーー 大曽根俊輔 乾漆彫刻展」が開催されている。
大曽根が動物たちと向き合い、「はなし」を重ねることで生まれる個体としての表現を展示室に展開する。重ねられる 「はなし」とは、作家による緻密な観察に反映される動物たちとの 「はなし」、そして、動物たちの周りにいる人々からの、動物をめぐる 「はなし」だ。
技法と素材の面から見れば、乾漆という伝統的な手法を用いていることも、大曽根作品に特有の魅力につながっている。体温が伝わってきそうな肌、肉の張り、たるみの質感は、塑像と彫像の要素をあわせ持つ乾漆が得意とする表現であるといえる。こうした作品を 「はなし」とともに鑑賞することで、動物たちに対する意識、関わり方も変化するかもしれない。
また、本展では、地域にも美術館・図書館の活動を拡げ、若い世代に一歩踏み込んでアートに親しんでもらうことを目的に、太田市立北の杜学園9年生と連携事業を展開。大曽根が動物に対するのと同じように、生体動物を前にした彼ら彼女らが描いた動物たちも展示室に集まる。
大曽根が動物たちと向き合い、「はなし」を重ねることで生まれる個体としての表現を展示室に展開する。重ねられる 「はなし」とは、作家による緻密な観察に反映される動物たちとの 「はなし」、そして、動物たちの周りにいる人々からの、動物をめぐる 「はなし」だ。
技法と素材の面から見れば、乾漆という伝統的な手法を用いていることも、大曽根作品に特有の魅力につながっている。体温が伝わってきそうな肌、肉の張り、たるみの質感は、塑像と彫像の要素をあわせ持つ乾漆が得意とする表現であるといえる。こうした作品を 「はなし」とともに鑑賞することで、動物たちに対する意識、関わり方も変化するかもしれない。
また、本展では、地域にも美術館・図書館の活動を拡げ、若い世代に一歩踏み込んでアートに親しんでもらうことを目的に、太田市立北の杜学園9年生と連携事業を展開。大曽根が動物に対するのと同じように、生体動物を前にした彼ら彼女らが描いた動物たちも展示室に集まる。