EXHIBITIONS

大竹英洋写真展「ALASKA -星野道夫の足跡を辿って-」

2023.10.20 - 11.21

メインビジュアル

 キヤノンオープンギャラリー1で、大竹英洋写真展 「ALASKA -星野道夫の足跡を辿って-」が開催されている。

 大竹は1975年京都府生まれ。学生時代に写真家の星野道夫が撮影したアラスカの写真に出会ったことから写真家を志す。自分にしか撮影できないテーマを追求し、1999年から北米大陸中央北部のノースウッズをフィールドに、約20年間にわたり野生動物や先住民の暮らしを撮影してきた。大竹は、星野の作品と生涯をテーマにした自然番組のプロジェクトのため、2022年に初めてアラスカに渡った。

 本展では、大竹が5ヶ月間星野の足跡をたどり撮影したアラスカの大自然や人々、ザトウクジラやカリブーなどさまざまな生き物たちの作品から、未発表作品を含む29点を展示する。敬愛する星野がかつて生涯を懸けた場所に、時を超えて訪れ撮影した作品には、厳しく壮大な自然のなかで暮らす人々や生き物たちの命の輝きが表現されている。