EXHIBITIONS
ロバート・ボシシオ「Oltre」
104GALERIEで、ロバート・ボシシオによる個展「Oltre」が開催されている。
ボシシオは1963年イタリア北部トローデナ生まれ。ウィーン美術アカデミー(The Academy of Fine Arts Vienna)を卒業後、ベルリン、ニューヨーク、ロンドンで活動。現在は故郷トローデナとベルリンを拠点に制作を続ける。
ボシシオの絵画は灰やテンペラやワックス、砂や石膏といった多様なマテリアルが重なり合う、美しい表面の層からなる。輪郭線が曖昧に浮かび上がるポートレートシリーズでは記憶の残像が呼び起こされるような心地よい穏やかな時間を体感できるほか、ボシシオが初期の頃から取り組んできたインテリアシリーズでは面や線、あるいは色彩などさまざまな要素が一体となり、作品のなかに複雑で立体的な空間を生み出している。
本展のタイトル 「0ltre」 は、イタリア語で 「何かの先に」、あるいは 「もっと向こうへ」という意味となっている。ボシシオの作品は、そこに描かれているものだけでなく、さらにその奥にある見えないものの確かな存在を認識させる。このタイトルは、絵画空間を超えて大きく広がる想像の世界、ボシシオの芸術そのものを表しているという。
ボシシオにとっておよそ2年半ぶり、3回目となる本展は、雲をモチーフとした4メートルを超える大作をはじめ、室内の心象風景を描いたインテリアシリーズを中心とした小・中型作品の新作を展示する。
ボシシオは1963年イタリア北部トローデナ生まれ。ウィーン美術アカデミー(The Academy of Fine Arts Vienna)を卒業後、ベルリン、ニューヨーク、ロンドンで活動。現在は故郷トローデナとベルリンを拠点に制作を続ける。
ボシシオの絵画は灰やテンペラやワックス、砂や石膏といった多様なマテリアルが重なり合う、美しい表面の層からなる。輪郭線が曖昧に浮かび上がるポートレートシリーズでは記憶の残像が呼び起こされるような心地よい穏やかな時間を体感できるほか、ボシシオが初期の頃から取り組んできたインテリアシリーズでは面や線、あるいは色彩などさまざまな要素が一体となり、作品のなかに複雑で立体的な空間を生み出している。
本展のタイトル 「0ltre」 は、イタリア語で 「何かの先に」、あるいは 「もっと向こうへ」という意味となっている。ボシシオの作品は、そこに描かれているものだけでなく、さらにその奥にある見えないものの確かな存在を認識させる。このタイトルは、絵画空間を超えて大きく広がる想像の世界、ボシシオの芸術そのものを表しているという。
ボシシオにとっておよそ2年半ぶり、3回目となる本展は、雲をモチーフとした4メートルを超える大作をはじめ、室内の心象風景を描いたインテリアシリーズを中心とした小・中型作品の新作を展示する。