EXHIBITIONS

鈴木涼子 「Body Letter」

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 CAI03で、鈴木涼子による個展 「Body Letter」が開催されている。

 鈴木涼子は1970年生まれ。北海道札幌市在住。2007年文化庁の新進芸術家海外研修員としてドイツで1年間研修。ジェンダーやセクシャリティなどをテーマに、自意識や人間の欲望、社会の歪みに焦点をあてた作品を制作している。 「上海ビエンナーレ」(上海美術館、 2004)や 「グローバル・フェミニズム展」(ブルックリン美術館、NY、2007)、「The Women Behind展」(Museum on the Seam、エルサレム、イスラエル)などの国際展にも多数参加してきた。

 鈴木の代表作 「Bind」(自身の体を自らの血を浸した豚の皮紐で縛り上げ、抑圧されて来た女性像をシンプルに告発したシリーズ)は、未だジェンダーギャップ指数の低い日本社会を端的に表現した作品として各開催美術館の所蔵になるなど、同作品は国際的にも高い評価を得ている。