EXHIBITIONS
松原健 / うつろい
POSTで「松原健 / うつろい」が開催されている。
松原健は1949年東京都生まれ。「記憶」をテーマに、ファウンド・オブジェクトや反復する映像などを用いて作品を制作している。個人的な気配を感じさせるいっぽう、撮影者不明の写真などを組み合わせて匿名性を付与し、作品を通して誰もが共鳴しうる記憶を喚起させる。近年の作品では、東洋的な無常の概念に関心を持ち、日本人の美意識の根底にある、時のうつろいに対するもののあわれを、過去の記憶への反復といったノスタルジックでネガティブな態度としてではなく、未来の記憶としてのポジティブな反復としての制作をおこなっている。
本展では、これまで松原が追求してきた記憶の反復による時のうつろいを、透明スクリーンを使用した映像作品などによるインスタレーションと、ガラスのフレームに直接フィルムトランスファーした平面作品によって展示する。
松原健は1949年東京都生まれ。「記憶」をテーマに、ファウンド・オブジェクトや反復する映像などを用いて作品を制作している。個人的な気配を感じさせるいっぽう、撮影者不明の写真などを組み合わせて匿名性を付与し、作品を通して誰もが共鳴しうる記憶を喚起させる。近年の作品では、東洋的な無常の概念に関心を持ち、日本人の美意識の根底にある、時のうつろいに対するもののあわれを、過去の記憶への反復といったノスタルジックでネガティブな態度としてではなく、未来の記憶としてのポジティブな反復としての制作をおこなっている。
本展では、これまで松原が追求してきた記憶の反復による時のうつろいを、透明スクリーンを使用した映像作品などによるインスタレーションと、ガラスのフレームに直接フィルムトランスファーした平面作品によって展示する。