EXHIBITIONS
高橋知裕「NUZU」
MAHO KUBOTA GALLERYで高橋知裕の個展「NUZU」が開催されている。
高橋知裕は⾼橋知裕は1996年⼤分県⽣まれ。2021年京都芸術⼤学⼤学院修⼠課程美術⼯芸領域油画分野修了。ぬいぐるみなどの子供向け玩具を主なモチーフとしたコラージュ技法を思わせる絵画作品を制作している。
高橋は4歳になった頃から「NUZU」と名付けたぬいぐるみを媒介として日常的に家族とコミュニケーションをとるようになり、それは家族と離れて暮らす現在にいたるまで続いているという。言葉では多くを語らずともなにかかたちのある「もの」に思う心をこめて、「もの」を通してコミュニケーションする。こうした日本的なコミュニケーションのあり方は、ありふれた玩具に象徴される「キャラクター」のかたちを借りて独自に進化していった日本社会における少しいびつで不器用な人と人の関係性を浮かび上がらせてゆく。
本展は高橋の東京での初めての個展。新作絵画10数点を展示する。
高橋知裕は⾼橋知裕は1996年⼤分県⽣まれ。2021年京都芸術⼤学⼤学院修⼠課程美術⼯芸領域油画分野修了。ぬいぐるみなどの子供向け玩具を主なモチーフとしたコラージュ技法を思わせる絵画作品を制作している。
高橋は4歳になった頃から「NUZU」と名付けたぬいぐるみを媒介として日常的に家族とコミュニケーションをとるようになり、それは家族と離れて暮らす現在にいたるまで続いているという。言葉では多くを語らずともなにかかたちのある「もの」に思う心をこめて、「もの」を通してコミュニケーションする。こうした日本的なコミュニケーションのあり方は、ありふれた玩具に象徴される「キャラクター」のかたちを借りて独自に進化していった日本社会における少しいびつで不器用な人と人の関係性を浮かび上がらせてゆく。
本展は高橋の東京での初めての個展。新作絵画10数点を展示する。



