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キース・ヘリング:NY ダウンタウン・ルネサンス 展

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 中村キース・ヘリング美術館で「キース・ヘリング:NY ダウンタウン・ルネサンス」展が開催される。

 キース・ヘリングは1958年アメリカ生まれ。80年代初頭にニューヨークの地下鉄構内で不景気により広告主がつかず黒い紙が貼られたスペースにチョークで描いた通称「サブウェイ・ドローイング」というプロジェクトを始め、アンディ・ウォーホルやジャン゠ミシェル・バスキアなどと同様に1980年代のアメリカ美術を代表するアーティストとして名を馳せている。

 本展は、へリングが活動した1980年代ニューヨークにおける「アンダーグラウンド・カルチャ ー」「ホモエロティシズムと HIV・エイズ」「社会に生きるアート」「ニューヨークから世界へ」の4つの視点から、館収蔵のキース・へリングコレクションを中心に紐解く試み。

 会場では、ニューヨークで長らく保管され 34 年間公開されることなかった日本初公開の壁画《マウント・サイナイ病院のための壁画》をはじめ、彼の持続可能な社会の実現に向けたメッセージが込められた作品が展示されるという。