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EXHIBITIONS

須田一政「物草拾遺」

2023.05.11 - 07.01
 AKIO NAGASAWA GALLERY GINZAで、須田一政の個展「物草拾遺」が開催される。

 須田は1940年東京都生まれ。62年に東京綜合写真専門学校を卒業。67年より寺山修司が主宰する演劇実験室「天井桟敷」の専属カメラマンを務め、71年にフリーランスの写真家として活動を開始した。76年、『風姿花伝』で日本写真協会新人賞を受賞。現実と非現実のあいだに漂う一瞬をとらえた作品が評価され、83年に日本写真協会年度賞、85年には第1回東川賞国内作家賞に選ばれた。

 主な作品集に『風姿花伝』(1978)、『わが東京100』(1979)、『紅い花』(2000)など。97年、写真集『人間の記憶』で第16回土門拳賞を受賞。13年には東京都写真美術館で大規模回顧展「凪の片」が開催された。現実と非現実の間に漂う一瞬を捉えた作品は近年、海外でも注目されている。

 本展では、80年から2年間にわたり雑誌『日本カメラ』で連載された作品に加え、82年開催の写真展で発表された作品を含む須田の「物草拾遺」シリーズからヴィンテージプリントが展示される。会場では新刊作品集『物草拾遺』(Akio Nagasawa Publishing刊、限定600部、落款&ナンバー入)も販売される。