EXHIBITIONS

花沢忍「The day that you burned the night」

花沢忍 The day that you burned the night 2023

 バンビナートギャラリーで花沢忍個展「The day that you burned the night」が開催される。

 花沢は1989年神奈川県生まれ。多摩美術大学絵画学科に在籍したのち、現在は神奈川を拠点に制作活動を続けている。主な展覧会は「顕神の夢 ―幻視の表現者― 村山槐多、関根正二から現代まで」(川崎市岡本太郎美術館、2023)、「あさをまつ人」(バンビナートギャラリー、2022)、「エクリプス展」(HB.Nezu、2019)、「第19回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館、2016)「トーキョーワンダーウォール」(2015、東京都現代美術館)など。2019年には中之条ビエンナーレに参加し、No border(阿部真理亜 + 花沢忍)として、パフォーマンスと絵画を発表するなど幅広く活動している。

 花沢は生命の賛歌や死生観をモチーフとした具象画を手がけていたが、昨年から騒然たる世情のもと色彩と向き合うなかで生まれた抽象画を中心に作品を制作するようになる。本展では抽象画をさらに発展させた200号の大作2点を中心とした新作が発表される。