三井記念美術館 NHK大河ドラマ特別展「どうする家康」

　三井記念美術館でNHK大河ドラマ特別展「どうする家康」が開催される。

　62作目となる2023年のNHK大河ドラマは「どうする家康」。数多くの大河ドラマに登場してきた徳川家康だが、単独主役は1983年の「徳川家康」以来40年ぶりとなる。予期せぬことが次々に起きる戦乱の世において、たくさんの「どうする？」を突き付けられた家康。今回のドラマでは、ピンチを招いた局面でも決して逃げずに答えを出し続けた家康を現代に通ずるリーダー像としてとらえ、周囲との関係も大切に描いている。

　このNHK大河ドラマ「どうする家康」と連動して開催される本展では、家康に加え、織田信長や豊臣秀吉といった戦国武将にまつわる品々や同時代の美術品、歴史資料などを紹介。家康のご神体として神社の内陣に祀まつられた太刀ソハヤノツルキウツスナリや、家康所用の甲冑金陀美具足といった貴重な重要文化財も展示されるという。

　家康が生きた時代を浮き彫りにする本展は、家康ゆかりの地である岡崎市美術博物館と静岡市美術館への巡回が予定されている。