EXHIBITIONS

杉山日向子×鈴木秀尚×中風森滋 個展「SOLO SOLO SOLO Vol.2」

2022.10.06 - 10.23

メインビジュアル

杉山日向子 個展「Hypericum」(biscuit gallery 1階)メインビジュアル

鈴木秀尚 個展「Entity」(biscuit gallery 2階)メインビジュアル

中風森滋 個展「苦味を添加する」(biscuit gallery 3階)メインビジュアル

 biscuit galleryでは、杉山日向子、鈴木秀尚、中風森滋による展覧会が開催。新進気鋭の若⼿作家3名がギャラリーの1フロアずつを使い、同時に⾏う個展企画「SOLO SOLO SOLO」の第2弾。

 杉山日向子は​1997年東京都生まれ。2022年東京藝術大学美術学部油画専攻卒業。2020年に、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』メインビジュアルの背景デザインを担当。主な展覧会に「ブルーピリオド展 〜アートって、才能か?〜」(寺田倉庫G1ビル、東京、2022)、「nine colors XVI」(西武渋谷、2022)、「Exhibition by WHAT CAFE in association with 4 Galleries CROSSROADS」(WHAT CAFE、東京、2022)などがある。

 鈴木秀尚は1986年北海道生まれ。2014年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了。虚構と現実をテーマに絵画を制作を続けている。普段私たちが経験する現実と、想像しつくり上げる虚構という、2つの世界を隔てているように見せる境界線をぼやけさせ、観者に「真に見えているものとは何か」を問いかける。

 中風森滋は1994年千葉県⽣まれ。2018年東京藝術⼤学美術学部絵画科油画専攻卒業。現実のあらゆる情報より豊かなリアリティを感じられる、デフォルメされた⼆次元の世界のなかに本質を探ろうと制作を行う。⾃⾝の弱さを躊躇なく見せることで、自身によってのみ達成されるアイデンティティとオリジナリティを目指している。現在、東京藝術⼤学⼤学院美術研究科に在学中。

 本展ではアーティスト3名が、biscuit galleryの3フロアの展示スペースそれぞれで作品を発表する。

 なお「SOLO SOLO SOLO」シリーズは今後、「SOLO SOLO SOLO vol.3 新井碧×南谷理加×西村昂祐」(11月3日〜20日)、「SOLO SOLO SOLO vol.4 長谷川彰宏×五十嵐大地×REMA」(11月24日〜12月11日)と続いて開催予定だ。