AdvertisementAdvertisement
EXHIBITIONS

岡﨑乾二郎「TOPICA PICTUS Revisited: Forty Red, White, And Blue Shoestrings And A Thousand Telephone」

2022.09.24 - 11.06

岡﨑乾二郎 Announcement to Mac the Finger / How can this be since I do not know myself physically? /黙示 2022 Photo by SAIKI
© Kenjirō Okazaki Courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles/New York/Tokyo

 BLUM & POE 東京は、岡﨑乾二郎による個展「TOPICA PICTUS Revisited: Forty Red, White, And Blue Shoestrings And A Thousand Telephone」を開催する。

 岡﨑は1955年生まれ。現在、武蔵野美術大学および東京大学客員教授。2019年、インデペンデント・キュレーター吉竹美香の企画によりBLUM & POE(ロサンゼルス)で開催された「パレルゴン:1980-90年代日本の美術」に参加した。同展は、1994年にアレキサンドラ・モンローのキュレーションによる「戦後日本の前衛美術 空へ叫び」(横浜美術館で開幕し、その後グッゲンハイム美術館、サンフランシスコ近代美術館へ巡回)以来初となる西海岸での展覧会となった。また新しい教育・創造活動の拠点として創設した四谷アート・ステュディウムではディレクターを務めたほか、2014年にはスミソニアン・アーティスト・リサーチ・フェローに選出された。

 2021年10月、突如として病に倒れた岡﨑だが、6ヶ月以上にわたる入院生活や壮絶なリハビリを経て驚異的な回復を遂げ、再び筆を取り始めた。この一連の経験は、身体と精神、さらには世界のあいだに存在する関係性について新たな示唆を作家に与え、そして芸術制作の意義についての新たな視点をもたらしたという。

 本展では、岡﨑が退院後から取り組んできた初公開となる最新作の数々が一堂に会する。