EXHIBITIONS

沖潤子 さらけでるもの

沖潤子 exposed 2022 作家蔵 Photo by Nagare Satoshi © 2022 Oki Junko

沖潤子 ノスタルジア 2022 作家蔵 © 2022 Oki Junko ※11月22日から展示

沖潤子 gris gris ジャケット 2014 個人蔵 Photo by Nagare Satoshi © 2022 Oki Junko

沖潤子 初恋 2015 皆川明蔵 Photo by Nagare Satoshi © 2022 Oki Junko

沖潤子 Feeling unsaid and unspoken words 01 2019 作家蔵
Photo by Kioku Keizo © 2022 Oki Junko Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

 刺繍という手法を用いて独自の作品を制作するアーティスト・沖潤子。その美術館初個展「沖潤子 さらけでるもの OKI Junko: The Exposed」が、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で開催される。

 沖は1963年生まれ。母が遺した布や糸をきっかけに独学で刺繍を始める。衣類やバッグなどに刺繍した制作初期を経て、近年では絵画や彫刻といった領域を超えた作品を展開し、国内外で精力的に作品を発表している。

 本展で紹介するのは、既製服に刺繍を施した作品や手書きのテキストを加えた作品といった貴重な初期作をはじめ、刺繍による代表作や新作など。出品作すべてが、美術館では初公開となる。

 作家自身の監修による展示で、初期から現在まで、その活動の変遷を一望できる。