EXHIBITIONS
イケムラレイコ「限りなく透明な」
イケムラレイコの個展「限りなく透明な」が開催される。シュウゴアーツでは5年ぶりの個展となる。
イケムラは三重県津市⽣まれ。1970年代にスペインに渡り、スイスを経て、現在はベルリンおよびケルンを拠点に活動。動物、⼈間、地平線をモチーフに、絵画やドローイング、写真、彫刻など様々なメディアを⽤いて世界の成り⽴ちを探求している。2019年には国⽴新美術館(東京)で大規模個展「イケムラレイコ 土と星 Our Planet」が開催され、厚みのある作品群と⾒事な構想⼒によって洗練された展⽰により、⼈々に鮮烈な記憶を残した。
本展では、6点のペインティングに加え、イケムラが以前よりアトリエに設置していた窯を使って制作に取り組むガラス彫刻6点が披露される。
これまで様々な素材・⼿法を用いながらもイケムラが追い求めてきたのは、いつの時代にあっても輝くことをやめない「ヒカリでありイノチ」だ。光を内包する透明感を伴いかたちになることに魅了され、いま精⼒的に制作しているガラス彫刻は、「形が⾊を呼び、⾊に陰影を与え、形と⾊の透明感が⼀体化する」ことを⽬指している。
⾃ら光を内包するガラス彫刻に対し、新たな展開を遂げている⼀連のペインティングは「暗闇の中に⾒出された光」を画⾯にとどめ、「何かを表現するというようなレベルから、最も透明なる⾃⼰=宇宙へと時空を超えて到達したい」というイケムラの思いが強く投影されている。
イケムラは三重県津市⽣まれ。1970年代にスペインに渡り、スイスを経て、現在はベルリンおよびケルンを拠点に活動。動物、⼈間、地平線をモチーフに、絵画やドローイング、写真、彫刻など様々なメディアを⽤いて世界の成り⽴ちを探求している。2019年には国⽴新美術館(東京)で大規模個展「イケムラレイコ 土と星 Our Planet」が開催され、厚みのある作品群と⾒事な構想⼒によって洗練された展⽰により、⼈々に鮮烈な記憶を残した。
本展では、6点のペインティングに加え、イケムラが以前よりアトリエに設置していた窯を使って制作に取り組むガラス彫刻6点が披露される。
これまで様々な素材・⼿法を用いながらもイケムラが追い求めてきたのは、いつの時代にあっても輝くことをやめない「ヒカリでありイノチ」だ。光を内包する透明感を伴いかたちになることに魅了され、いま精⼒的に制作しているガラス彫刻は、「形が⾊を呼び、⾊に陰影を与え、形と⾊の透明感が⼀体化する」ことを⽬指している。
⾃ら光を内包するガラス彫刻に対し、新たな展開を遂げている⼀連のペインティングは「暗闇の中に⾒出された光」を画⾯にとどめ、「何かを表現するというようなレベルから、最も透明なる⾃⼰=宇宙へと時空を超えて到達したい」というイケムラの思いが強く投影されている。