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没後10年の現在地。籾山昌夫が語る「没後10年 江見絹子展—ヴェネチア・ビエンナーレを中心に—」を含む顕彰計画の軌跡

美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第33回は、神奈川県立近代美術館 葉山で開催中の「没後10年 江見絹子展—ヴェネチア・ビエンナーレを中心に—」を含む、江見絹子の画業を紹介する複数の展覧会を取り上げ、本展の担当学芸員である籾山昌夫(神奈川県立近代美術館普及課長)がその顕彰計画の軌跡を語る。

文=籾山昌夫(神奈川県立近代美術館普及課長)

コレクション展「没後10年 江見絹子展ーヴェネチア・ビエンナーレを中心にー」の展示風景より