
谷口吉生設計「髙橋節郎館」がリニューアルオープン
豊田市美術館とともに1995年に開館した「髙橋節郎館」が、1年の改修工事を経てリニューアルオープンを迎えた。

豊田市美術館とともに1995年に開館した「髙橋節郎館」が、1年の改修工事を経てリニューアルオープンを迎えた。

年明けからロサンゼルスで続く大規模な火災により、住居やスタジオを失ったアーティストやアートワーカーを支援するため、J・ポール・ゲティ財団をはじめとするアート団体や慈善家が「LAアーツコミュニティ火災救済基金」を設立した。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

青山目黒で豊原国周(1835〜1900)の個展「ネオ江戸」が開催。江戸末期から明治時代にかけて活躍した浮世絵師・国周の作品約35点を通じ、「江戸」と「未来」が交錯する視覚体験を楽しめる。会期は1月25日〜2月24日。

『エレファント・マン』や『ツイン・ピークス』などの作品で知られるアメリカの映画監督、デヴィッド・リンチが78歳で逝去した。

第81回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第81回は、幾何学模様の合板をつなぎあわせた作品をつくる天野明さんに迫る。

2008年から恵比寿で運営されてきたアートショップ・NADiff a/p/a/r/tが、3月をもって閉店することを発表した。

東京国立博物館とアパレルブランドの「ニューエラ」(NEW ERA)がコラボレーションを発表。新たな商品が1月23日より発売される。

ロエベの初の大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が東京・原宿で開催。ブランドの豊かな歴史、スペインの伝統、そして手仕事への献身を称え、革新と創造性を追求するファッションとクラフトの融合を紹介する。会期は3月29日〜5月11日。

原爆の図 丸木美術館が、9月28日より全館改修工事のため長期休館となる。リニューアルオープンは2027年5月5日(開館60周年記念日)頃の見込みだ。

「さいたま国際芸術祭2023」でディレクターを務めた現代アートチーム・目[mé]。その作品を紹介する展覧会「LIFE SCAPER in SAITAMA ARTS THEATER―ライフ・スケーパー」が彩の国さいたま芸術劇場で開催される。

東京・六本木の国立新美術館で「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」が開催される。会期は9月17~12月15日。

イタリアのマニエリスム初期の代表的な画家パルミジャニーノの大作《聖ヒエロニムスの幻視》が10年ぶりにロンドンのナショナル・ギャラリーで公開された。

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]の2024年度フェローである布施琳太郎による成果発表「パビリオン・ゼロ」が、東京・江戸川区の葛西臨海公園や渋谷などで開催される。会期は1月31日〜3月23日。

東京・六本木の森美術館で開催中の「ルイーズ・ブルジョワ展」(森美術館)で、美術手帖プレミアム会員限定のトーク鑑賞会が開催された。脚本家・吉田恵里香と本展キュレーター・椿玲子によるトークのハイライトをお届けする。

東京都写真美術館、金沢21世紀美術館、水戸芸術館現代美術センターでキュレーターとして勤務したのち、様々な分野で活躍したキュレーター・山峰潤也が逝去した。享年41。

東京都・池尻のOFS GALLERYで、北海道を拠点に活動する現代美術家・SHINSAKU DWによる作品展「TRAIL BRAKING」が開催中。会期は2月10日まで。

兵庫・尼崎市の頭蓋骨をテーマとした博物館「シャレコーベミュージアム」が、経営支援のためのクラウドファンディングを開始した。

今年の秋、スイスのバイエラー財団で草間彌生の回顧展が開催される。ヨーロッパ初公開の初期作品や新作、代表作のインフィニティ・ミラー・ルームなどを展示し、草間の70年以上にわたるアートの歩みを振り返る。会期は10月12日〜2026年1月25日。

今年で第3回目を迎える国際的なアートフェア「ART SG」が、1月17日〜19日の期間にシンガポールで開催される。106のギャラリーが参加し、多様な展示やインスタレーション、トークプログラムが展開される。