PREMIUM

韓国・原州のMuseum SAN。安藤忠雄建築とタレル、ゴームリーの現代美術、そして自然が出会う唯一無二の場所

ソウルから東へ約1時間。山の尾根沿いに広がる美術館、Museum SANは、建築と自然、そして現代美術が交差する特別な場所である。安藤忠雄の建築やアントニー・ゴームリーの新作、ジェームズ・タレルの光の聖域が調和し、訪れる者を非日常へと誘う。

NEWS / REPORT

長谷川祐子が初めて挑んだ個人コレクションのキュレーション。UESHIMA MUSEUM「創造的な出会いのためのテーマ別展示」の狙いを聞く

実業家・植島幹九郎による現代美術コレクション「UESHIMA COLLECTION」を紹介する私設美術館「UESHIMA MUSEUM」で開催中のコレクション展「創造的な出会いのためのテーマ別展示」。同展をキュレーションした長谷川祐子がその狙いを語る。

INTERVIEW / PROMOTION

第87回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:ありふれた素材の底力

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第87回は新聞広告やサランラップの芯などで造形物を生み出す三輪章さんに迫る。

PREMIUM

ルイ・ヴィトンはなぜ支持を集める? 「ビジョナリー・ジャーニー」展キュレーターに聞く

ルイ・ヴィトンにとって、日本で過去最大規模の展覧会となったルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展(大阪中之島美術館、〜9月17日)。1000点以上の作品・資料によってブランドの「旅路」を提示する同展のキュレーションを担った美術史家・キュレーターのフロランス・ミュラーに、ルイ・ヴィトンというブランドの魅力を聞いた。

INTERVIEW

マーク・ブラッドフォードが描く「歩き続ける」社会的抽象──韓国初の大規模個展からたどる、暴力・移動・連帯の記憶

ソウルのアモーレパシフィック美術館にて、マーク・ブラッドフォードの韓国初となる大規模個展「Keep Walking」が開催されている。都市の残骸を素材に抽象と社会批評を交差させてきたブラッドフォードの20年以上にわたる創作活動を、作家自身の言葉とともにたどる。

NEWS / REPORT

書評:萩原弘子『展覧会の政治学と「ブラック・アート」言説──1980年代英国「ブラック・アート」運動の研究』

1980年代に「ブラック・アート」研究を始め、その領域では第一人者とも言える萩原弘子が2022年に刊行した書籍『展覧会の政治学と「ブラック・アート」言説──1980年代英国「ブラック・アート」運動の研究』の重要性を、文化研究者・山本浩貴が読み解く。

INSIGHT

PREMIUM

石田徹也、ニューヨークで響いた「不安なる自己」。ガゴシアンが描く国際的評価への道

1990年代の日本社会を鋭く描き出した画家・石田徹也。その国際的評価向上の舞台裏に迫るべく、ガゴシアンのマネージング・ディレクター、ニック・シムノヴィッチと、2023年に石田のニューヨーク初個展をキュレーションしたチェチリア・アレマーニに話を聞いた。

INSIGHT