
万博イタリア館に新たな美術品。ラファエロの師・ペルジーノ《正義の旗》が日本初公開
10月13日の会期終了が近づく大阪・関西万博。このタイミングで、イタリア館が新たな美術作品として、ピエトロ・ペルジーノの傑作《正義の旗》を公開した。

10月13日の会期終了が近づく大阪・関西万博。このタイミングで、イタリア館が新たな美術作品として、ピエトロ・ペルジーノの傑作《正義の旗》を公開した。

ソウルから東へ約1時間。山の尾根沿いに広がる美術館、Museum SANは、建築と自然、そして現代美術が交差する特別な場所である。安藤忠雄の建築やアントニー・ゴームリーの新作、ジェームズ・タレルの光の聖域が調和し、訪れる者を非日常へと誘う。

実業家・植島幹九郎による現代美術コレクション「UESHIMA COLLECTION」を紹介する私設美術館「UESHIMA MUSEUM」で開催中のコレクション展「創造的な出会いのためのテーマ別展示」。同展をキュレーションした長谷川祐子がその狙いを語る。

第87回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第87回は新聞広告やサランラップの芯などで造形物を生み出す三輪章さんに迫る。

グラングリーン大阪にあるVS.で始まった「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」の注目グッズをまとめてお届け。

太田記念美術館で、蔦屋重三郎をはじめとする12の版元に光を当てる展覧会「蔦屋重三郎と版元列伝」がスタートした。会期は11月3日まで。

ルイ・ヴィトンにとって、日本で過去最大規模の展覧会となったルイ・ヴィトン「ビジョナリー・ジャーニー」展(大阪中之島美術館、〜9月17日)。1000点以上の作品・資料によってブランドの「旅路」を提示する同展のキュレーションを担った美術史家・キュレーターのフロランス・ミュラーに、ルイ・ヴィトンというブランドの魅力を聞いた。

現代アートで盛り上がりを見せる韓国・ソウル。この秋チェックすべき展覧会をまとめてお届けする。

ソウルのアモーレパシフィック美術館にて、マーク・ブラッドフォードの韓国初となる大規模個展「Keep Walking」が開催されている。都市の残骸を素材に抽象と社会批評を交差させてきたブラッドフォードの20年以上にわたる創作活動を、作家自身の言葉とともにたどる。

東京・六本木にある泉屋博古館東京で、「特別展 巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語ー現代マイセンの磁器芸術」が開幕した。会期は11月3日まで。

神奈川・箱根の彫刻の森美術館で、武具や甲冑、それらを纏った人間をモチーフに絵画や彫刻作品を制作している野口哲哉の個展「野口哲哉 鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–」が2026年1月12日まで開催されている。本展の魅力や日々の制作について、野口に話を聞いた。

坂本龍一の大阪初となる企画展「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」(8月30日〜9月27日)の見どころを現地レポート。

オランダ・アムステルダムのゴッホ美術館が、政府からの支援が不足しているために改修が計画通り実施できず、将来的な存続の危機にあると発表した。

大阪・関西万博 ウーマンズ パビリオンの2階に位置する「WA」スペースで、カルティエと美術手帖のトークイベント、WA ダイアローグ「WOMEN IN ART」が9月29日に開催される。

豊田通商とCFAOが、アフリカの未来を芸術とともに築く文化・芸術振興活動「THE TOYOTA TSUSHO CFAO African Art Award」を発表した。トーゴ共和国の現代美術館との提携により、アフリカ各国の若手アーティストを支援する取り組みが本格的に始動する。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

1980年代に「ブラック・アート」研究を始め、その領域では第一人者とも言える萩原弘子が2022年に刊行した書籍『展覧会の政治学と「ブラック・アート」言説──1980年代英国「ブラック・アート」運動の研究』の重要性を、文化研究者・山本浩貴が読み解く。

1990年代の日本社会を鋭く描き出した画家・石田徹也。その国際的評価向上の舞台裏に迫るべく、ガゴシアンのマネージング・ディレクター、ニック・シムノヴィッチと、2023年に石田のニューヨーク初個展をキュレーションしたチェチリア・アレマーニに話を聞いた。

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでソフィア クレスポ / エンタングルド アザーズによる「Synthetic Natures もつれあう世界:AIと生命の現在地」が開催される。

マイナビアートスクエアで「空へと / In Motion with the Sky マイナビアートスクエアアワード2025 ファイナリスト展 特別ゲストアーティスト:中島 伽耶子」が開幕した。会期は9月27日まで。会場の様子をレポートする。