4「京本家の廊下」は、作中の京本の部屋へと進む廊下を再現した展示だ。ドアの外にはスケッチブックが積み重なり、廊下の向こうで絵を描き続ける京本と、その存在によって再び絵の道を歩もうとする藤野が工作する場が表現されている。

5「藤野の部屋」は藤野の部屋を再現した展示だ。藤野と京本が互いにマンガを描くことに邁進した場所であり、隣に展示されているの京本が羽織り続けた藤野のサイン入りの半纏とともに互いの友情を体感できる。


そして最後となる6「特別映像エリア」は、藤野と京本の言葉、そして押山自身が描く姿を重ねながら、「人が線を引く」という原初的な喜びを表現した特別映像が上映されている。
劇場アニメ「ルックバック」に込められていた絵を描くことの喜びと苦しみ、そして線を描くといういつの時代も人を惹きつけてきた行為の純粋さを、正面から表現しようとした展覧会となっている。



















