会場は5つのエリアによって構成されており、各エリアには、押山による開設コメントがつづられている。これにより、たんなる資料展示を超えて、制作の際につくり手がどのような思考を働かせていたのかを辿ることができる構造となっている。

1「映像エリア」では、パラパラ漫画、静止画、スケッチブックなど「描く」ことに焦点を当てた本展のコンセプトを象徴する映像が上映されている。

2「作画エリア」は原画の数々が壁のみならず、様々な場所から吊るされて紹介されている。本展はメモや設定画、原画など、制作過程において生まれた成果物が数多く並ぶが、各カットには原動画や背景を担当したスタッフの名前が記されており、スタッフ一人ひとりへの深いリスペクトが感じられるだろう。


3「シーンエリア」は、作中の印象的なシーンを分解しながら紹介するエリアだ。絵コンテ、レイアウト、原画、背景美術、色彩設計といった、アニメにおけるシーンを構成する各要素において、制作者たちがどのような試行錯誤を行い、思考したのか、その痕跡を見ることができる。




















