VOLVOが世界で2番目のコンセプトストアをオープン。『美術手帖』とのコラボレーションも

ボルボ・カー・ジャパンが、ブランドコンセプトストア「ボルボ スタジオ青山」を10月17日にオープンする。店内では、美術手帖とのコラボレーションによるアート作品の展示やイベントの開催も予定されている。

ボルボ スタジオ青山 外観イメージ

 ボルボ・カー・ジャパンがオープンする「ボルボ スタジオ青山」は、イタリア・ミラノに続き世界で2店舗目となるプランドコンセプトストア。スウェーデンの伝統的なカフェ文化FIKA(フィーカ)を体験できるカフェ&バーの併設や、VRを通してボルボの技術を体感できるコーナーの設置など、既存店にはない試みを行う。

 また店内では、「Quality of Time」をテーマに、「Live & Performance」「Art」「Talk Session」「Workshop」の4つのカテゴリーからなる年間48回のイベントを開催。このうち「Art」のカテゴリーでは、『美術手帖』のプロデュースにより、新進気鋭の作家が月替りで作品展示やイベントを行う。

美術手帖×VOLVO ART PROJECT ロゴマーク

 11月6日〜13日(予定)の第1弾で取り上げるのは、木村伊兵衛賞を受賞した写真集『東北』などで知られる写真家の田附勝。東北の人・文化・自然を写した写真集『kuragari』の作品を、スタジオ入口のシースルーLEDスクリーンなどを用いて展示する。田附にとって初となるサウンドと写真が同居する空間演出により、スウェーデンの自然をコンセプトにした店内に、東北という異文化が展開される。

 また、11月11日に開催されるトークイベントでは、東北の風土や文化を撮り続けてきた田附と、スウェーデンの近現代文化を研究する教育社会学者の太田美幸を招き、近年日本でも注目されているスウェーデンの独自の文化がどのように形成されてきたのかを探る。

ボルボ スタジオ青山 内観イメージ

 そのほか、著名な国内アーティストを迎えてのアコースティックライブ&パフォーマンス「8PM」や、雑誌『ゲンロン』主宰・東浩紀によるトークショー、スウェーデンのスイーツをつくるワークショップなど、多彩なイベントの開催が予定されている。

編集部

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