小笠原敏晶記念財団が「令和6年能登半島地震 第3次緊急助成」を開始。震災と豪雨の被害を受けた文化・芸術の担い手にさらなる支援を

公益財団法人小笠原敏晶記念財団が「令和6年能登半島地震 緊急助成」の第3次募集を開始した。募集期間は11月29日正午まで。

 公益財団法人小笠原敏晶記念財団が、「令和6年能登半島地震 緊急助成」の第3次募集を開始した。募集期間は11月29日正午まで。

 今年1月に発生した能登半島地震への緊急助成として、今年2月から第1次、第2次と実施されてきたが、その復興・復旧の最中に発生した豪雨災害もあり、現地での状況を鑑みて引き続き第3次の緊急助成を実施することになった。

 本助成は1月に発生した能登半島地震と9月下旬の豪雨災害によって、地域に根ざした個性あるアートプロジェクト、芸術祭、美術館活動などの取り組みが大きな被害を受け、担い手が被災している現状を受けて実施されるもの。同財団の文化・芸術助成は現代美術を助成対象としているが、本プログラムは被災地域における重要な文化インフラでありながら、被害が甚大な伝統工芸分野にも対象を広げて助成を行っている。

 助成対象は、引き続き能登半島地震並びに9月下旬の豪雨で被害を受けた個人または団体による現代美術/伝統工芸分野での活動・事業や、被災者を支援する現代美術・伝統工芸分野における取り組みとする。詳細は下記インフォメーション欄を参照してほしい。

編集部

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