2021.2.26

国際コミック・マンガスクールコンテスト2021が学生を対象に作品を募集中。優秀者にはメディアでの作品発表のチャンスも

全世界の学生を対象としたマンガ・イラストコンテスト「国際コミック・マンガスクールコンテスト」が今年も開催。「憧れ」を作品テーマに、6つの部門で4月29日まで作品を募集している。

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 イラスト・マンガ・アニメーション制作ツール「CLIP STUDIO PAINT」やウェブサービス「CLIP STUDIO」で知られる株式会社セルシス。同社が主催する、全世界の学生を対象としたマンガ・イラストコンテスト「国際コミック・マンガスクールコンテスト」が今年も開催される。

国際コミック・マンガスクールコンテスト2020 総合グランプリ Caoqian『Our Grand Station』

 「国際コミック・マンガスクールコンテスト」は、2018年にヨーロッパ地域を対象としたコンテストとして始まり、今回が4回目の開催となる。前回は、69の国・地域の825校からの参加校登録と、合計750点を超える力のこもった作品の応募があった。マンガのセリフの言語を問わず応募できるので、幅広い国・地域から多様な作品の応募が期待できる。さらに、現役の学生を対象としているため、未来のコミックアーティストがいち早く世界のメディアと出会うことも可能だ。

国際コミック・マンガスクールコンテスト2020 バンド・デシネ部門賞 Echo『MIDSUMMER TRAVELER』

 作品の募集は、オリジナルコミック部門、オリジナルマンガ部門、オリジナルバンド・デシネ部門、オリジナルWebtoon部門・作画部門、イラスト部門の6部門。今回の各部門共通の作品テーマは「憧れ」だ。なお、応募には所属する学校の先生による参加校登録が必要となる。

国際コミック・マンガスクールコンテスト2020 コミック部門賞 Madita Schwenke『Eda & Roach』

 審査員は「ウォーキング・デッド」などで知られるコミックアーティスト、チャーリー・アドラード、Webtoon作家のシモン・フェリエロ、集英社デジタル事業部次長の岡本正史、BookLiveコンテンツ本部 部長の鹿島拓也、フランスの漫画出版社Ki-oon(キューン)東京オフィス代表のキム・ブデン、小学館「少年サンデー」編集長の市原武法、KADOKAWAコミック第四編集部担当部長の土方隆が務める。

 募集締め切りは4月29日。入賞者には、賞金やデジタル制作に最適なソフトウェア、液晶ペンタブレットを進呈するほか、メディアでの作品発表のチャンスも用意。プロのクリエイターや編集者から作品に対する詳しい講評も受けることで、さらなるスキルアップを目指すことができる。

国際コミック・マンガスクールコンテスト2020 マンガ部門賞 小河少年『原諒 Forgiveness』

 世界を対象に幅広い部門で学生から作品を募集するコンテスト。腕に覚えのある学生は、この機会にぜひ応募してみてはいかがだろうか。