Beepleとクリスティーズが「BEEPLE STUDIO」をオープン。Web3のイベントなどを開催

BeepleのNFT作品がクリスティーズで落札されてから2周年となる今年3月11日、両者が「BEEPLE STUDIO」をグランドオープンする。

 2021年3月、デジタルアーティスト・Beeple(本名:マイク・ヴィンケルマン)によるNFT作品《Everydays - The First 5000 Days》がクリスティーズのオンラインセールにて約6935万ドル(約75億円)で落札され、NFTブームがアート界を席巻するきっかけにもなった。同作品の落札から2周年となる今年3月11日に、Beepleがクリスティーズと共同で「BEEPLE STUDIO」をグランドオープンする。

 BEEPLE STUDIOは、アメリカ・サウスカロライナ州のチャールストンにある4600平米以上におよぶBeepleのスタジオスペース、それぞれ1200平米以上のギャラリースペースと体験型スペースによって構成。オープン後は、Beepleの作品展示のほか、ゲストアーティストの作品展や、Web3やデジタルアートに関する実験的なイベントなどが開催される予定だ。

 グランドオープンでは、FVCKRENDER、JOSHUA DAVIS、DAVID ARIEW、CHELSEA EVENSTAR、PAKなどの作品を展示予定。また、オープンに向けて作品の募集を行っており、「ほかの会場では不可能なイベント」の開催やアイデアの募集も計画している。

 3月11日の夜に行われるグランドオープンのイベントでは、Beepleによるライブパフォーマンスも予定。なお、イベントの参加者はBeepleのNFT作品を所持している人に限定されるという。

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