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アート・バーゼルがFIACの会場グラン・パレを奪取。新たなアートフェアを開催へ

アート・バーゼルの親会社であるMCHグループが、フランス最古のアートフェア「FIAC」が長年会場としてきたグラン・パレで新しいアートフェアを開催することを発表した。

グラン・パレ・エフェメールの上空からの様子 (C) Wilmotte et Associés

 アート・バーゼルが、今年10月にパリで新しいアートフェアを開催することを発表した。

 同フェアの親会社であるMCHグループは、パリの大規模な展覧会場・美術館であるグラン・パレを運営している国立美術館連合(Réunion des musées nationaux - Grand Palais、RMN-GP)が昨年12月に実施した公募により、新しい近代・現代アートフェアを開催する。契約は7年間。

 この新しいフェアは、2024年にグラン・パレの改修工事が完了するまでのあいだ、パリの中心部であるシャン・ド・マールに位置するグラン・パレ・エフェメールの仮設会場で開催される。

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