「CAGE GALLERY」は恵比寿にある建物の、2つの窓枠をそのまま展示空間として転用した、新たなギャラリー。
「CAGE」には「鳥かご」「枠組み」といった意味のほかに、「公に掲げ示す」という解釈もあり、街中にアートを提示する役割を担う。運営するライコスはこのギャラリーについて「いま起きる出来事に対し、既存の評価や分野の枠組みを取り払い、フラットな眼差しで活動してゆければと思います」としている。
7月1日からは現在東京を拠点に活動している1981年生まれの写真家・矢島陽介の個展「anonymous works」を開催。また、8月から9月の約2か月は美術家・原田裕規の「キュレーション展(タイトル未定)」を、また10月にはGottinghamによる「パラノーマル・スタディーズ(タイトル未定)」を開催する。
公共空間に開かれた2つの枠がどのような発展を見せるのか、注目したい。