京都に新アートスペース「タイム堂ギャラリー」が11月開館。オープニングは森万里子、2027年には杉本博司展も【2/2ページ】

大正期の町家2棟をギャラリーへ

 タイム堂ギャラリーの建築にも注目したい。同施設は、京都御所の南西角にある大正期建築の町家2棟を改修したもの。戦前から続いた時計店「タイム堂」と、喫茶「アスカ」だった建物をつなぎ、ひとつのギャラリーとして再生した。設計は丹青社の万井純が担当。北棟約116平方メートル、南棟約83平方メートルからなる。

タイム堂外観イメージ

 同館は今後、作家や工芸家、研究者、市民が出会い、展示や対話、共同制作、記録を通じて新たな文化的価値を育てる場を目指すとしている。

 森万里子展に続き、2027年春には企画展、6月頃には杉本博司展を開催。夏の企画展を経て、11月頃には草野絵美のキュレーションによるグループ展も予定されている。