森美術館名誉理事長・森佳子が逝去

森美術館名誉理事長・森佳子氏が肺炎のため2025年12月に逝去した。85歳だった。

森佳子 撮影=新津保建秀

 森美術館は、同館名誉理事長・森佳子氏が2025年12月23日に肺炎のため逝去したと発表した。85歳だった。

 同氏は1964年東京女子大学卒業。2000年に森ビル取締役に就任。故 森稔氏(森美術館創設者・森ビル株式会社会長)とともに2003年に森美術館を設立し、24年12月まで森美術館理事長を務めた(新理事長は森京子氏)。25年1月には同館名誉理事長に就任し、同年5月に「森現代芸術財団」を設立したばかりだった。

 海外とのネットワークも強く、1999年11月から2017年6月までロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ・ロンドンのトラスティーを務めたほか、ニューヨーク近代美術館やテートのインターナショナルカウンシルメンバーなども歴任。国内では、公益財団法人小田原文化財団、公益財団法人西洋美術進行財団、公益財団法人石川文化振興財団などで評議員を務めた。

 またその活動が評価され、2013年にフランス共和国レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを、25年2月には英国名誉大英勲章OBEを叙勲している。

 なお同氏の逝去にあたって、後日「お別れの会」が執り行われるという。