株式会社アンビスホールディングスの代表取締役CEOである柴原慶一が、東京・上野の国立西洋美術館に個人として計5億円の寄附を行った。
柴原慶一は名古屋大学医学部を卒業後、京都大学大学院で博士号を取得。20年間、分子生物学の研究に専念。2010年に研究職を辞し起業家へ転身。地域の医療課題をビジネスの力で解決するために2013年に株式会社アンビスを設立。ホスピス『医心館』事業を日本全国に展開している。
柴原の寄附は「国立西洋美術館柴原慶一基金」として、小企画展「物語る黒線たち––デューラー『三大書物』の木版画」展(10月25日~2026年2月15日)や、2026年開催の企画展、国立西洋美術館の今後の展覧会・展示に活用されるという。企画展の詳細は後日あらためて発表される予定。
柴原は寄付に際して次のようにコメントした。
このたび、寄附という形で日本における西洋美術の展覧会開催や西洋芸術に関する研究に貢献できましたことを、大変光栄に思います。国立西洋美術館様が、文化芸術の発展や研究者の育成の場として、さらに多くの方々に愛され続けることを願っております。今後のご発展を心よりお祈り申し上げます。
──プレスリリースより