プッシー・ライオットらがNFTで約8億円の資金を調達。ウクライナのNPOに寄付

ウクライナを支援するため、プッシー・ライオットらが2月25日に立ち上げた資金調達プロジェクトが、合計715万ドル(約8億2700万円)の資金を調達した。収益はウクライナの非営利団体「Come Back Live」に寄付されるという。

PartyBid「ウクライナDAO」のページより

 プッシー・ライオットの創設メンバーであるナジェージダ・トロコンニコワが、Trippy LabsとPleasrDAOのメンバーとともに立ち上げた、ロシアの侵攻を受けてウクライナを支援するための資金調達プロジェクトが、わずか6日で715万ドル(約8億2700万円)の資金を調達した。

 トロコンニコワらは、ロシアの侵攻開始の1日後である2月25日に分散型自律組織「ウクライナDAO」を立ち上げ、ウクライナの国旗を使ったシングルエディションのNFTを発表した。

 3月2日まで行われた「PartyBid(共同入札)」では3271人が入札し、合計2258イーサリアム(約670万ドル、7億7500万円相当)の資金が集まった。また「nft now」によれば、約45万ドル(約5200万円)の直接寄付も行われたという。

 収益は、戦争で苦しむウクライナの民間人を支援するための非営利団体「Come Back Live」に寄付され、ウクライナDAOへの直接暗号通貨の送金もまだ受付されているという。

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