テーマは「PEANUTS」。ユニクロのデザインコンペ「UT GRAND PRIX 2022」が募集を開始

Tシャツをキャンバスとしてとらえ、自由な発想でグラフィックやメッセージなどを表現するデザインコンペティション「UT GRAND PRIX 2022(UTグランプリ)」。その募集が7月13日に全世界でスタートした。

UTGP 2022 募集ポスター (C) 2021 Peanuts Worldwide LLC

 Tシャツをひとつのキャンバスとしてとらえ、自由な発想でグラフィックやメッセージなどを表現するデザインコンペティション「UT GRAND PRIX」。その募集が7月13日に全世界でスタートした。

 「UT GRAND PRIX」は2005年にスタートしたもので、年齢や性別、国籍、そしてプロ・アマすらも問わない、誰もが自由に参加できるデザインコンペだ。これまで「MARVEL」や「任天堂」「ポケモン」といった話題性の高いテーマを掲げ、多数の応募のなかから選ばれたデザインが商品化され、全世界で販売されてきた。

 そんな「UT GRAND PRIX」の最新版である「UT GRAND PRIX 2022」では、1950年にアメリカで誕生したコミック『ピーナッツ』の作者であるチャールズ M.シュルツの生誕100周年を記念し、「PEANUTS」がテーマとなっている。

PEANUTSスタジオのチーム

 審査員を務めるのは、全世界で世代を超えて親しまれている『ピーナッツ』の世界観やシュルツのフィロソフィーを受け継ぐチャールズ M. シュルツ美術館やチャールズ M.シュルツ・クリエイティブ・アソシエイツのチームが選定した特別審査員。チャーリー・ブラウンやスヌーピーといったキャラクターや、人生や人間の本質に迫るような物語の世界観など、「PEANUTS」を自由な発想で描いたデザインを募集する。

 応募期間は2021年8月31日23時59分まで。賞金は、グランプリ(1作品)2万ドル、2位(1作品)1万ドル、3位(1作品)5000ドル、入選(複数名)1000ドルとなっており、入選したデザインはユニクロの2022年春夏UTコレクションとして商品化され、全世界のユニクロで販売される。

 また副賞として、グランプリと2位の受賞者は、シュルツが制作の拠点としていたカリフォルニア州にある「チャールズ M.シュルツ・クリエイティブ・アソシエイツ」でのインターンシップも予定されている。

 自らのデザインが全世界に広がるこのチャンス。ふるって応募してほしい。

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