埼玉県立近代美術館が新型コロナ対策のため臨時休館を決定

埼玉県立近代美術館が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から臨時休館することを同館のウェブサイトで発表した。期間は2020年12月24日〜2021年1月18日。

埼玉県立近代美術館

 埼玉県立近代美術館が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から臨時休館することを同館のウェブサイトで発表した。休館期間は2020年12月24日〜2021年1月18日。

 同館で開催中だった展覧会は、同館のコレクションの名品を紹介する「MOMASコレクション 第3期」と、スクリプカリウ落合安奈の個展「アーティスト・プロジェクト#2.05 スクリプカリウ落合安奈」。ともに開催期間は2021年2月7日までを予定している。

 また、「上田薫展」は2021年1月11日まで開催される予定だったが、臨時休館にともない12月23日をもって会期終了となった。

 なお、開催を控えていた第55回「郷土を描く児童生徒美術展」(12月26日~27日)については、休館期間中でも実施する。

 2021年1月10日から予定していた、一般展示室の利用申込みの受付も当面のあいだ延期。休館期間は、今後の感染状況に応じて変更になる可能性があるとしており、詳細は今後ウェブサイト等で告知する予定だ。

 NHKによると、埼玉県では12月23日に新たに230人の新型コロナウイルス感染者を確認。1日の感染者数としては過去最多を記録した。

 

Exhibition Ranking