大原美術館、8月25日に再開へ。コロナ対策で独自のガイドラインを制定

新型コロナウイルス感染拡大防止と本館空調工事のため4月11日より休館してきた大原美術館が、8月25日に再開することを発表した。

大原美術館(本館) 写真提供=大原美術館

 新型コロナの影響と本館空調工事で4月11日より休館してきた岡山県倉敷市の大原美術館が、8月25日に再開することを発表した。

 同館では、来館者とスタッフのための安全な環境を確保するための準備と、併せて本年度中に予定していた本館空調工事を前倒しで実施するため、臨時休館を続けてきた。

 再開は本館および工芸・東洋館で、分館は当面のあいだ休館。新型コロナ対策として、公益財団法人日本博物館協会による「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を踏まえ、独自のガイドラインを定めた。

 具体的な対策としては、敷地内の出入口を1ヶ所に限定。敷地内での経路も制限し、15分おきに10名程度の入場となるよう通用門で入場数を制限する。

 また来館にあたりマスクの着用は必須で、非接触体温計での検温と、手指のアルコール消毒、入館者全員の連絡先の記入などを求める。詳しくは同館ウェブサイトを確認してほしい。

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