新型コロナウイルスの感染確認者が来館し、臨時休館となっていた広島・福山市のふくやま美術館が、8日に再開した。
同館では、7月2日に新型コロナへの感染が確認された鳥取市在住の男性1名が、6月27日に来館していたことが判明。館に濃厚接触者にあたる者はいなかったというが、必要な対応策を実施するために4日午後から7日にかけ臨時休館した。
開館にあたっての対応として、感染者の行動範囲をすべて消毒。また対応したスタッフはPCR検査を実施し、全員の陰性を確認したという。
なお同館では、6月27日16時から17時までの来館者に対し、体調不良等の症状がある場合は在住自治体の新型コロナウイルス感染症相談窓口へ連絡するよう呼びかけている。