アーティストをサポートするプラットフォーム「ArtSticker」。新型コロナ対応で4月下旬より作品売買を開始 

2019年2月にβ版がローンチされた、アーティストを少額から直接支援できるプラットフォーム「ArtSticker」。新型コロナウイルスによるアート・マーケットの停滞を受け、同プラットフォームは4月下旬より作品売買サービスを開始する。

 

「ArtSticker」ロゴマーク

 「ArtSticker」は4月下旬を目処に、オンライン上でアーティストの作品を購入が可能となる作品売買サービスを開始する。新型コロナウイルスの世界的流行により、国内外のアートフェアが相次いで中止・延期・縮小している状況を受けたものだ。

  ArtStickerは、2019年2月のβ版リリースよりサービスを開始した、スマートフォンアプリによるアートプラットフォーム。登録されている国内外のアーティストの作品に、金額に応じた「Sticker」を貼ることで、少額から直接アーティストを支援するサービスをはじめ、アーティストとユーザーをつなぐ場を提供してきた。

「ArtSticker」の作品売買イメージ

 今回のサービス開始について、ArtStickerは以下のようにコメントしている。「作品売買を開始することで “オンライン上でアートに出会い、アーティストへの想いを伝え、支援し、さらに直接購入できる場所 ” として、アート・コミュニケーションの一環を支え、これまで以上に芸術文化へ貢献できるよう尽力して参ります」。

 新型コロナウイルスの影響により、大きな影響を受けているアートマーケットでは、オンライン環境を使った作品売買の需要が高まっている。ArtSticker以外にも、国内ではアートECの「OIL by 美術手帖」が期間限定で「オンライン・ビューイング」を開催(終了)、アート東京はオンラインギャラリーモール「AFT Art Hunting」を公開するなど、オンラインでの作品販売サービスが注目を集めている。

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