京都市京セラ美術館、開館を4月4日に延期へ

3月21日に開館予定だった京都市京セラ美術館は、新型コロナウイルスの影響によって開館日を4月4日へと延期した。

 

京都市京セラ美術館

 今年3月21日のリニューアルオープンを予定していた京都市京セラ美術館は、開館日を4月4日へと延期することを発表した。新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため。

 同館は、東京都美術館に次ぐ日本で二番目の公立美術館として1933年に開館した京都市美術館を大規模改修したもので、ネーミングライツの導入に伴って19年から呼称は「京都市京セラ美術館」となった。

 改修は青木淳が手がけており、青木は館長にも就任。3月21日からは、同館のコレクションの核である「京都の美術」を全国から集めて展示する開館記念展「京都の美術 250年の夢」(〜12月6日)とともに、新館の東山キューブでは杉本博司の個展「杉本博司 瑠璃の浄土」(〜6月14日)を開催する予定だった。

 同館では、4月4日以降の予定等詳細については、今後の状況を踏まえて改めて告知するとしている。

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