新生「SOMPO美術館」で「ゴッホと静物画-伝統から革新へ-」開催決定
2020年5月、「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が「SOMPO美術館」として生まれ変わる。この新たな美術館で、20年10月より「ゴッホと静物画-伝統から革新へ-」が開催される。
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東京・新宿にある「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が、2020年5月28日に「SOMPO美術館」として生まれ変わる。
SOMPO美術館は、損保ジャパン日本興亜本社ビル敷地内に開館。6階構造で、1階がエントランス、2階がミュージアムショップと休憩スペース、そして3階から5階が展示室となる。
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この美術館で、「開館記念展I 珠玉のコレクション一いのちの輝き・つくる喜び」(5月28日〜7月5日)と「開館記念展II 秘蔵の東郷青児-多才な画家の創作活動に迫る」(7月18日〜9月4日)に続く展覧会として、10月6日から「ゴッホと静物画-伝統から革新へ-」が開催されることが発表された。
本展は、静物画家としてのフィンセント・ファン・ゴッホの多面的な展開をたどるもの。ゴッホの作品だけでなく、同時代あるいは没後の画家たちの作品もあわせて展覧することで、「静物画家としてのゴッホの実像」を立体的に浮かび上がらせるという。予定されている出品作品は、ゴッホが約25点でいずれも油彩。ゴッホ以外の画家は約40点で、合計出品点数は約70点になるという。なお監修は、千足伸行(成城大学名誉教授 広島県立美術館長)が務める。
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